エンカウント率制御プラグイン - UTA_EncounterControl.js

Version: 1.00 LastUpdate: 2016.02.17

プラグインの概要

エンカウント率の制御を任意のタイミングで行う事ができるプラグインです。
RPGツクールMVではクラスのパーティアビリティとしてエンカウント半減や無しを設定する事ができますが、任意のタイミングでの制御はできないようです。

このプラグインを利用する事で、アイテムやスキルなどの任意のタイミングで細かいエンカウント制御が可能となり、
エンカウントが一時的に多発するイベントなどの演出が可能となります。

また上記のパーティアビリティと両立が可能ですので、他プラグインとの衝突も起こりにくいです。

プラグインの設定

■プラグインの有効化

まず利用したいプロジェクトのjs/plugin以下にダウンロードしたプラグインを置きます。
次にRPGツクールMVのプラグイン設定にてUTA_EncounterControl.jsを有効にします。
(有効にするにはプラグインのステータスを「ON」に設定します。)

プラグインマネージャからUTA_EncounterControlを選択し、状態をONに設定する。

その他のパラメータなどのプラグイン設定は特にありませんが、デバッグ用のトレースを出すか否かを以下のパラメータで設定できます。

設定項目 設定値
Show Trace デバッグ用のトレースを出すかを設定します。
true : トレースを表示する。
false: トレースを表示しない。

このプラグインはプラグインコマンドから使用します。

プラグインコマンド

EncounterControlプラグインでは以下のプラグインコマンドを使用できます。
プラグインコマンドを利用すると任意のタイミングで共有スイッチ・変数の状態が保存できます。

コマンド 説明
EncounterControl set

エンカウント率の補正率をセットします。
引数には補正倍率効果歩数コールバックするコモンイベント番号を渡します。

(例) EncounterControl set 2.0 100 1
→100歩の間エンカウント率を2.0倍にセットし、効果終了時にコモンイベント1番を起動。
EncounterControl clear

エンカウント率の補正率をリセットします。
このコマンドを実行した場合はコールバックイベントは呼ばれません。

(例)EncounterControl clear
→エンカウント率をリセットし元の状態に戻す。

使い方の例:エンカウント率制御アイテムを作る

これだけではいまいち使い方が分からないと思いますので、
エンカウント率を制御するアイテムを実現する為の手順を説明します。

①コモンイベントを作成する

まずプラグインコマンドを実行する為のコモンイベントを作成します。
このコモンイベントをアイテム実行時に呼び出すように設定する事でアイテムからプラグインコマンドを実行できるようにします。

コモンイベントの5番に以下の
今回の例では5番にしていますが、任意の番号で構いません。

プラグインコマンドはここ!

イベントコマンドの3ページ目の一番下にある「プラグインコマンド」です。

こんな感じにプラグインコマンドを記述します。

EncounterControl set 0 100

意味は、「100歩の間、エンカウント率を0に設定する」となります。

ついでにアイテム使用時に使用した事を分かるようにメッセージを出しておきましょう。
こんな感じになりました。

①プラグインコマンド  ②メッセージの表示

②アイテムを作成する

つぎにアイテムの作成を行いましょう。
新規アイテムに「Holy Bottle」を作ります。

エンカウント率の制御アイテムなのでフィールド移動中にしか使えない様にした方がらしいですね。

効果欄にコモンイベントの呼び出しを追加します。
以下の場所をクリックし、先ほど作成したコモンイベントを指定します。

アイテムデータベースにHoly Bottleを作成し、効果欄に先ほど作成したコモンイベントをセット。 ダイアログのその他タグのコモンイベントにセット!

これでアイテムの作成は終わりです。

③コールバックにコモンイベントを指定する

以上でエンカウント率の制御できるアイテムが作れた訳ですが、
このままでは効果が切れた時にプレイヤーに情報を知らされない為、少し不便です。

効果が切れた時にその旨をメッセージを表示すると丁寧で良さそうですね。
そんな機能を実現するのに便利なのがコールバック機能です。

EncounterControl setプラグインコマンドでは効果が終了した時に起動するコモンイベントを登録する事ができます。
(勿論登録しなくてもOKです。)

①の手順の際に記述したプラグインコマンドを以下のように書き換えて見ましょう。

EncounterControl set 0 100 6

上記のプラグインコマンドの意味は、「500歩の間エンカウント率を0にし、効果が終わった時に6番のコモンイベントを呼ぶ」になります。

それではコモンイベント6番に以下の様なメッセージ表示させるイベントコマンドをセットし、実際に動作するか確かめてみましょう。

コモンイベントの6番にメッセージの表示を仕込んだ。

さてさてどうなるかな。

コールバックに指定したコモンイベントが呼ばれている。

効果が切れた際にコモンイベントが呼ばれ、メッセージが表示されました。
これならプレイヤーにも親切です!

ダウンロード

ご利用に当たっては必ず利用規約を確認してください。
下記リンク先ファイルを「名前を付けて保存」して下さい。

更新履歴

2016.02.17(Wed) ファイル名をUTA_EncounterCountrol.jsに変更し、バージョンを1.00へ。
トレース出力の有無をパラメータで設定できるように。
プラグインコマンドの変更はありません。
2015.12.20(Sun) 文字エンコードを誤っており、日本語版RPGツクールにて説明文が文字化けしていた為、UTF-8に修正。
解説に使用しているSSを日本語版RPGツクールMVのものへ置き換え。
2015.11.09(Mon) プラグインの公開。Version: 0.01。