Diary - 制作日記

★20:Dotどっとドット2011/04/14 (木)  05:05

おはようございます。
新しい生活が始まって悩み事もいっぱいですが、偉大なる生命活性剤 リポD飲んで頑張ってます(´¬`)

ふぁいと、だよ!

練習キャラドット(左),以前描いたキャラドット(右)

今回はシステムの制作の他にグラフィック素材(ドット絵)の作成練習を行いました。
ドット絵は現在作ろうとしているゲームには必須とも言える素材です。

自分オリジナルのものは素材を使う訳にはいかず、自分自身で製作する必要があり、
その部分はきちんと作ろうと思っているので陰でこっそり練習していたりします。

今回はキャラドット絵を練習してみたので掲載してみます。

左の画像が今回描いたもの、右の画像が以前に描いたものとなります。

■意識した部分など

・使わせていただく素材に合うようにリデザイン。
・サイズをやや大きめにし、細部の表現を緩和した。
・色の選定をし直した。

右のものはあらかじめカラーパレットやキャラクタの枠が出来上がっているテンプレートを使用し、
それを下敷きに製作したのですが、やはり元のかたちにとらわれ過ぎてしまった感じもします。

一方、今回製作したもの(左)はテンプレートやカラーパレットは初期状態のものから作成。
一からドットを打った訳です。

すると、不思議な事に案外上手くいってしまった!
むしろ、枠を気にせずに頭の中から直接アウトプットできる様な感覚があり、非常に打ちやすかったのです。

これも人によって違うものだとは思いますが、自分はあまりテンプレートを
意識してしまうとアウトプットできない性質なのかもしれません。

自分の特性を理解するという意味でも、意味があったかもしれない時間でした。

少し話は変わりますが、昨今のJRPGでは一枚絵や立ち絵が頻繁に使われるようになり、
グラフィック面ではかなり見栄えが出てきましたが、
個人的にはドット絵もキャラクターの生き生きとした様を表現するのに
非常に良い要素であると感じています。

勿論、一枚絵や立ち絵も要所要所で使用していく事でとてもエフェクティブであり、
CG回収などのコレクション要素と結び付けられたりと素晴らしい部分は多いです。

ドットもまた、アニメーションを行ったりする事で非常に活気付くイメージが湧きますし、
比較的精密に描くわけでなく、割と抽象的・アバウトに表現されるため、
動作」としての個性を表現しやすいといったメリットが存在していると思っています。

特にRPGでは会話シーンなどで、会話中に立ち絵やメッセージが表示されている間は
キャラドットは静止しているケースも多く、少し勿体ない感があると感じています。

(この時は前面に立ち絵などが表示されている為、プレイヤーの注目はそちらに集まると思われるが、
その背景でドット絵が静止している姿を見るとなんだか違和感を感じてしまったり…。)

そこで少しはそういった試みもしてみようと思い、アクションを付けて見たりしている訳ですが…なかなか面白い!

ただ、作ろうと思うと作業量もそれなりに増えるので程々に試してみようかなと思いました。


グラフィックは見た目という意味もあるが、その作品の雰囲気・世界の表現を助ける役割を持ち、
尚且つ独自感の主張にもなる大切な要素であると感じます。

これを自作し、自分色を全面に出す事が出来るのが非常に効果的な方法になり得るとも言えるだろう。
しかしながら、それらを全て自作する事は膨大な時間や労力を伴ってしまうのは確かであると考えられる。
(特に個人制作の場合は)

故に素材屋さんのものをありがたく使わせていただいたりする訳ですが、
何処まで自分で作って、何処から素材を使わせていただくか、このラインがなかなか難しいなぁ、と感じます。

例えば自分でデザインしたキャラクターならば、素材では忠実なデザインを再現する事は難しい。
そうなると表現したい要素によっては自作せざるを得ない状況となるケースもあるだろう。

必ずしもそうであるとは限らず、この裁量も全て制作者側の判断による部分が大きい。
知恵や根性の使いどころでもあり、個々の作品に特徴が現れる面白い部分だと私は感じているのです。

自作していればおぉっ!と思う事は勿論、
素材を有効的に活用していたり、こんな使い方もあるのか!という感動を覚える事もあります。

どちらが優れている、どちらが有効的かという問題ではなく、
如何に自分の作りたい作品のビジョンを表現する事ができるか?
この部分が大切だとつくづく感じてしまうものです。

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